2011年01月25日

マクロビオティックの基本の調理法のポイント

マクロビオティックの基本となる調理法のポイントをここでは考えます。
まず蒸すことと茹でることについてですが、有機野菜は、皮付きで食べるのが望ましいですから、そのためには蒸す、茹でる調理法がお勧めです。
また、食材本来の味を楽しむことが出来るのは蒸したり茹でたりする食べ方です。
味付けは蒸したり茹でた場合には天然の塩やオリーブオイルで食べるのが一番のおすすめです。
あくの強い野菜は水にさらしておくといいでしょう。

次に炒める食べ方と揚げる食べ方ですが、ごぼう、レンコンはアクを抜かないで炒めて食べるようにましょう。
揚げ物を食べる場合の衣ですが、全粒粉を豆乳で溶いて衣にするといいでしょう。
オイルもマクロビオティックにこだわって、菜種油やコーン油がお勧めです。
煮るという調理ではにんじん、大根は皮が付いたまま使うようにします。
これなら煮崩れもしませんし、ゴミの削減に繋がりますので一石二鳥ですね。
その際に使用する調味料もよく選んで味付けしましょう。

基本の調理と言うほどでもありませんが、新鮮な有機栽培された食材は生で食べても美味しいですね。
豆や海草などを一緒に組み合わせたサラダなどもいいかもしれませんね。

マクロビオティックは出来るだけ素材そのものの味を生かして栄養価の高い調理法を考えます。
マクロビオティックの基本の調理法はこのようにとても簡単なので、身構えずにスムーズにはじめることが出来ます。
今日からでも明日からでも手軽に行なうことが出来るのです。

マクロビオティックの時間をかけた食材

マクロビオティックと言うのは食材そのものを陰陽で分けると言う考え方をするのですが、食材の調理方法によっても、この陰陽の考え方は違っています。
水分の多い食材と言うのは陰性ですが、干した食材は陽性という考え方があります。
食べ物を干すと水分がなくなってしまいますが、水分をなくならせるためには時間が相当かかります。
塩は陽性の食べ物とされているのですが、塩に漬けている食材と言うのは陽性といわれていて干したり塩漬けにしたりすると時間もかかりますから、陽性の高い食材としてよいと言われています。

では具体的に言ってみると、干して塩漬けにしているのがよいと言うことになりますが、梅干がそれにあたります。
梅干と言うのはマクロビオティックの食材としては重要なものです。
梅干自体は陽性の食材で体を温める働きがあります。
マクロビオティックの考え方では、陽性の食べ物の中でも、梅干は極度の陽性ですから、病気のときなどにとても効果を発揮するといわれています。

吹き出物やおできが出来ることがありますが、これは体が陰性になったからで、マクロビオティックでも同じ思考でガンは体が陰性になったからだと言う考え方をします。
ですから、こうした調子の悪いときこそ、陽性の食べ物を食べて、不調を改善させるようにすることが大切です。
おできが出来ても、梅干など、陽性の強い食べ物を食べれば、体が自然に引き締められますから、おできが治ると言われているので風邪を引いたときなども、梅干入りの玄米粥などを食べるといいでしょう。

マクロビオティックで生活改善

マクロビオティックをはじめると言うことは、食生活を見直すことは当たり前のことですが、それだけではありません。
食生活以外にも普通の生活習慣も見直すことにつながります。
今まで気にもならなかったことが、マイクロビオティックを始めてから気になるようになったと言う人は多いです。
自分が口にする食材を慎重に選ぶようになったことはもちろんのこと、エコについても考えられるようになったと言う人は多いでしょう。
マクロビオティックで使う食材は、有機栽培のものなのですが、それを作っている環境や自然などにも気をつけるようになると思います。
水や大気を汚染しているような現代の生活スタイルはよくないと言う思いが強くなり、生活をシンプルに、ナチュラルにしたいと考える人は多いのです。

他にもマクロビオティックは野菜の皮や葉もすべて食べると言う考え方ですから、ごみの量を減らすと言うエコにもつながっています。
せっかく健康な体になっているのだから・・・と思ってタバコをやめたり、アルコールを控えるようになった人もいます。

マクロビオティックでせっかく綺麗に痩せてきたのだから、ダイエットを本気でやろうかと思い、甘いものを食べなくなる人もいるでしょう。
自然の力で健康になれるというマクロビオティックの考え方を実践するだけで、自然がいかにすばらしいものであるか感じられるようになりますし、その結果、ライフスタイルそのものも、生活習慣自体も、かなり見直し改善されることにつながる人は多いのです。

マクロビオティックのメリット

マクロビオティックのメリットは実に様々です。
健康になれることはもちろんですが、他にも沢山のメリットがあります。
どれも女性にとってうれしいメリットばかりですから、率先して取り入れていきたいですよね。

まず一つ目のメリットとして、便秘を解消させる効果が期待できます。
玄米や野菜は皮ごと食べますから食物繊維が豊富ですので、それによって便秘が解消します。
次に美肌効果ですが、動物性食品を控えますから、余計な脂質もとらなくてすみますので、肌の調子がよくなるのです。
また、肌だけでなく体調なども改善して不調が治るようになります。
デトックス効果もありますがこれは便秘解消と同様に、老廃物を排出できる食物繊維を食べているからです。

マクロビオティックを始めた人が口をそろえて言うのが、体調がよくなっただけでなく、気持ちも落ち着くと言うことです。
マクロビオティックを続ければ、続けられたと言うことが自信にもつながりますし、それによって気持ちも落ち着き、心身ともにまさに健康になるのです。
マクロビオティックをはじめることのメリットは本当に色々とあります。
特に女性にとってはうれしいメリットばかりです。
ダイエットにもつながりますし、美肌にもつながります。
綺麗になりながら健康的に痩せて、その上で気持ちもすっきりとして、自信も付きますからよいことばかりですね。
自分のペースで、あせらずに、ゆっくりと続けていけるようにしましょう。

マクロビオティックの7つの食事

マクロビオティックをはじめようと決心しても、一体何から始めればいいのかわからない人は多いと思います。
ここで初心者にすぐにでもはじめられるようにするにあたっての7つの食事紹介します。
まず主食は穀物にして、有機無農薬栽培の野菜を食べるようにしましょう。
食品を食べるときは皮や葉まで丸ごと食べるようにしましょう。
そして、その土地のもので旬のものを食べるようにします。
天然の調味料を使うようにして、食品が持っているそれぞれの陰と陽をよく見た上で1回に付き50回以上よく噛んで食べること、それが重要です。

これだけですから、今すぐにでもスタートさせることが出来るのではないでしょうか。
言ってみれば、戦前の日本人が食べてきた食べ物を食べるだけです。
現代人はレトルトやファーストフードに頼った生活をしてきましたが、今一度昔の食事に戻す食生活に見直せばいいのです。

よく噛むことは、満腹中枢を刺激して、少量でも満腹感を感じられるからだと言うメリットもありますが、それだけではありません。
よく噛むということは、唾液も沢山出て、消化吸収を助けてくれるのです。
ですから、体に負担をかけず早く浄化させると言うメリットもあるのです。
難しく考えず、昔の日本人がやってきた食生活を思い出すことが、マクロビオティックの7つの基本的な食事です。
マクロビオティックは日本の食の基本の考え方と言う日本発祥の食事療法なのです。

マクロビオティックの注意点

マクロビオティックをはじめる上での注意点は、食事療法をしっかりと理解しないで、自分の思い込みだけで行わないようにしましょう。
ですからしっかりとマクロビオティックについて理解した上ではじめなければいけないのです。
例えば、主食となる玄米ですが、玄米はちゃんと噛んで食べなければ、いくら栄養価が高くて健康にいいと言われていても、噛まずに食べたのでは消化不良を起こしてしまいますから、体によくありません。
マクロビオティックに限らず、バランスがとても重要ですから、栄養バランス、食べる量などすべてのバランスを考えた上できちんとはじめることが大切です。

マクロビオティックをはじめるときは、誰もが意気込んで、がんばろうと思ってしまいます。
ダイエットと同じで、最初はがんばろうと思うのですが、やはり最初から意気込みすぎると長続きしませんから、始めるにあたっては最初から意気込みすぎないことが大切です。
そしてある程度今まで食べていた食事を改善させていかなくてはいけませんし、場合によっては食べたかったものを我慢しなければいけないこともあるでしょう。
いきなりそれら全てを制限してしまうと、精神的なストレスへとつながりますから、ストレスを感じながら行なうと言うのは健康的とはいえません。

ですから、最初から、厳しい制限をして始めるのではなくて、ある程度余裕を持って、少しずつ生活習慣のスタイルを変えていくようにしましょう。
そうすれば、我慢しなくても、自然に体がマクロビオティックを受け入れ、食べたいもの、欲しないものが白黒はっきりと付くのです。

マクロビオティックと白砂糖

マクロビオティックをする上で、精製されている白砂糖は一切使わないようにしましょう。
これは基本的なルールなのですが、なぜ精製されている白砂糖は使わないのか、それは単糖類にあたり、血液の中にとても早く届くので、血糖値を急激に上げる働きがあるからです。
血糖値が急激に上がればインシュリンが沢山発生してしまいますから、それは体にとって大きな負担となるのです。

また、マクロビオティックでは陰陽を重要視しますが、暑い場所で空に向かって育っているサトウキビを精製している白砂糖は極陰性として、大変体を冷やす効果が強いと言われているのです。
ですから精製されていない砂糖を使うことが、マクロビオティックのルールです。
そのため、米飴や、メイプルシロップなどを使って、血液の中に入っても、穏やかに体へと吸収されるような多糖類を使って調理することが基本です。

ですが、なかなか精製してない甘味料を沢山摂取すると言うことは、体にとってあまりいいことではありません。
女性は特に甘いものを我慢すると、それがストレスになりますから、ストレスをためないためにも適度に甘いものは食べたほうがいいでしょう。
甘味料の質と、量とバランス、これがマクロビオティックを続ける上では大切なことです。

マクロビオティックのお菓子のレシピなども色々と考えられているので、実践中も甘いものをやめたくない人は、こうしたレシピを参考にして自分で作ってみてもいいでしょう。

マクロビオティックは肉を使わない

マクロビオティックでは肉を食べないのが基本でありルールとなっています。
温帯性気候の日本は、昔から穀物がかなり収穫できましたから、穀物には困らない生活をしてきました。
ですから主食を穀物にする食生活でしたが、ここ100年くらい前から、肉、牛乳などを食べる習慣が付いてきました。
肉は動物性たんぱく質ですが、これらは分解されたり吸収されることが困難です。
ですから食べすぎは体にとってとても負担になるのです。
したがって、マクロビオティックと言う考え方では、肉はあまり食べないように心がけましょう。
肉は陰陽から見てみても、とても強い強力な陽性と出ています。

マクロビオティックでは、豆を食べて豆から取れるたんぱく質を摂取しますから、肉からのたんぱく質は摂取しないようにしているのです。
大豆、ひよこ豆、小豆など、様々な豆類がありますが、これらを原料にして栄養素のたんぱく質を摂取します。
お肉の代用になるのかどうか不安な人もいるかもしれませんが、調理法をしっかりと工夫すれば肉の代わりにも十分なりうるのです。

しかし、今までお肉中心の生活をしてきて、肉が大好きだと言う人が突然、マクロビオティックを始めるからと言って、まったく肉のない生活をしてしまうと、精神的にストレスがかかりますから、それでは健康的とはいえません。
ですから、少しずつ減らすようにしたり、陰性の食べ物や調味料と組み合わせるなどして工夫していくといいでしょう。

マクロビオティックの献立

マクロビオティックを考えた上で、毎日献立を考えるというのは、やってみればわかりますが実際には難しいものです。
簡単に献立を立てることが出来る言葉「まごわやさしい」を覚えておくといいでしょう。
これは生活習慣病の食事療法として使われている言葉です。
「まごわやさしい」の言葉を一つ一つ見ていきましょう。
「ま」は豆で、たんぱく質とマグネシウムを補うことが出来ますが、大豆にはたんぱく質、も豊富で血液をさらさらにする効果もあります。
「ご」はゴマですが、ゴマには老化を防止する効果もありますし、ビタミンやカルシウム、鉄分も豊富です。
「わ」わかめなどの海藻類ですが、これは腸内のコレステロールやナトリウムの体外排出を促進させる効果もあります。
「や」はやさいですが、ベーターカロテンやビタミンが豊富に摂取できるのが特徴です。
特に根菜の中には、食物繊維が豊富に含まれているのでマクロビオティックには欠かせません。
「さ」は魚ですが、肉でたんぱく質を補うより、魚で補うようにして、肥満を予防する働きもあります。
カルシウムも豊富ですから安全な調理法をして食べるようにします。
「し」はしいたけなどのきのこ類でコレステロールを下げる働きがあります。
「い」はイモ類で食物繊維が豊富です。

これが「まごわやさしい」ですからマクロビオティックの献立を考える際に覚えておきましょう。
これで献立を立てる際に何を食べればいいのか迷うということもなくなるでしょう。

マクロビオティックでの魚の選び方

食材選びが重要なマクロビオティックにおいては、どのような魚を選べばいいのでしょうか。
魚は陽性の食材で、実は出来るだけ避けたほうがよい食材に入ります。
しかし魚料理も欠かせない日本人ですから、食べるときには工夫が必要です。
魚というのは化学汚染や有機水銀、農薬や抗生物質が入っていないかどうかが気になりますが、安全に選ぶことが出来れば、安心して食べることは出来るのです。

魚を安全に調理する方法として、切るという方法があります。
化学汚染の含まれがちなえらやわた、有機水銀が残りやすい部分の頭は、切り落として調理しましょう。
魚の身を傷つけないようにして、塩水で洗いましょう。
切る以外に焼くというのも安全な調理法です。
塩焼きをする場合には強火で焼き、照り焼きは、10分から30分は漬け込んで焼きましょう。
煮て安全に食べることも可能です。
煮魚として火を入れて調理をすれば、マクロビオティック中でも、安全に魚を食べることが出来ます。

調理法はこのようにするのですが、魚の選び方については、回遊魚は汚染されている心配がほとんどないのでお勧めです。
しかし内湾魚は、工業排水や農薬などに汚染されているかもしれませんから、下ごしらえをしっかり行ないましょう。
養殖の魚は、病気にかからないために抗生物質を大量に使っていますから、注意して下ごしらえには時間をかけましょう。
マクロビオティックをしていても魚を安全に食べられるように工夫して調理をしていきましょう。